先日、設計事務所の講習会に行ってきました。
6月20日の改正基準法が施行されて確認審査などが大幅に遅れ、前年対比40%減と、いろんな情報が飛び交う中、建設業は不況業種となり地域経済を脅かすまでの社会現象となりました。

その影響か会場は満席になりなんと160名を越える建築士が集まりました。広島県だけでもこんなにも沢山の方々が建設業、その中でも設計に関わる仕事をされている訳ですから、すごいものです。それも5年に一度の講習ですから・・・・最低この5倍は事務所がある訳です。
丸々、一日の講習を受けながら現在の建築状況を考えるいい時間をいただいたように感じています。
住宅着工件数の激減は本当に「建築確認強化の影響」でしょうか?
原油の値上げや給料の目減り、税金の上昇などの先行き不安が購買意欲を低下させているのが本当の原因ではないのか?また、供給過多になったマンションや戸建ての中古物件がまったく動かない状況、からくるダンピングになっている。
そして初めてマイホームを購入しようとする団魂ジュニアの世代も残り少なくなってきます。
実は買うお客様が激滅しているのが事実です。この着工件数が当たり前なのかもしれません。この着工数よりもっと厳しい状況が近い将来になることは事実です。
そうは言っても全く建たないのではありません。
少なくなるお客様に選ばれる住宅会社を目指すしかありません。
一番苦しいのは大量に物造りをしなければ成り立たない会社、そう大手住宅メーカーなのです。
私達は地域としっかり密着して、小さな資源で小さく業を営む。お客様のかゆいところに手の届くサービスをするしかないのです。本業を離れず本業を深め信頼を勝ち取るそれが、地場産業である工務店の姿だと思います。
そんな初心に戻ることができた講習会でした。
説明をされた建築士会の方々はここまで「建築確認強化の影響」が出るとは思わなかったのか、昨年とはまったく違ってやわらかい発言をされておられ、どんどん確認を降ろしますように努力していますと、苦肉の説明に、ついつい笑いが出てしまった。
永本清三
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