先日、天然杉を切り出すが見に来ないかと連絡があった。
こんなチャンスはめったにないので、戸河内まで飛んで行った
廿日市から極楽寺を山越えし湯来町、加計町、戸河内とほとんど信号のない道を走るとなんと1時間で戸河内まで行くことができた。
戸河内の中でも雪が多く、メゴマの木材が取れる、特に「寺領松」は有名で、近年では錦帯橋の橋桁にも使われた。聞くところによると、私も20年前に速谷神社の本殿の大梁を刻んだことがあるが、この場所から出荷されたらしい。

この大杉は樹齢150年ぐらい見事な杉である。お腹の大きな職人さんが小さく見えるが直径70センチぐらいはある立派なすぎである。その中から2本の木を伐採させてもらった。2本を選ぶのに1時間も悩みんだ。
このまま山に数週間放置させて水分を抜き、杉の特有の赤みを引き出しそして長さ切り出し製材所に運ばれる。
製剤所では丸太の素生を確かめるようにしながら4つに割り(みかん割というらしい)それから四方柾が取れるように一枚ずつスライスする。

職人の中西さんは10年前からの知人であるが、いつもはニコニコと穏やかで人であるが、製材機の作業は怖い職人の顔に早変わりする。当たり前だが安心して仕事が任せることができる。頼もしい仲間だ。
この木材もゆっくりと乾かし、障子など良質な木材になる予定である。
(キャロル)
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