ブログ
中規模木造建築<第二章>
昨年の10月以来、久々に投稿させて頂きます。ブログ投稿も業務の一部なんですが、日々の業務に追われ、ずっとサボっておりました。我ながら情けない限りです。
昨年春にお引渡しさせて頂きました廿日市市串戸の保育園(約300坪)から1年の月日が流れ、本年は、弊社施工の『中規模木造建築』の第二弾として、廿日市市宮園にて福祉施設(約150坪)の建設をさせて頂いております。
第一弾の保育園は、弊社が一次下請業者として施工させて頂きましたが、この度の第二弾は弊社が元請業者としての施工です。
弊社のメイン業務は、戸建住宅である為、建設業許可の種別が『一般建設業』で事足りていましたが、規模の大きい建物を元請として請け負うには、ワンランク上の『特定建設業』の許可が必要となります。
これからの人口減少や住宅の高性能化、物価高騰に伴う戸建住宅の需要減少、非住宅の木質化促進等、5年後10年後の将来を見据え、多岐にわたる業務に対応できるよう、弊社では積極的にチャレンジを続けております。
建物規模が大きく、不特定多数の方々が利用する非住宅では、戸建住宅と比較して様々な法規制が適用され、より深く幅広い知識が必要です。また、施工現場に関わる職人さん達の数もかなり多くなりますので、建物の品質管理以外に、労働者の安全衛生管理にも十二分に注意を払いながら管理していく必要があります。品質、安全、環境保全管理のほか、工程、納材、受発注、原価、情報管理等々・・・、戸建住宅の倍以上の業務量と日々闘っています。
本日現在、着工後約2.5か月が経過し、職人さんの現場入場者数が延べ約500人。(※週に1回、猿の一家が5匹入場していますが、カウントしておりません(笑)。)多い日では1日約20人の方々が暑い中、大汗を流しながら、様々なプロの仕事をしていただいております。一人一人の協力のおかげで、今の所、無事故で着々と工事が進んでいます。
今秋の完工を目指し、お客様に引き渡すまでは風邪をひいたり、コロナ感染等は出来ませんので、細心の注意を払いながら、遂行していきます。

営業設計