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温故知新(土壁編)
古民家改修などで、昔ながらの技法に出会うことがあります。


特に左官仕事となるといろんな塗る技術があるようで、職人さんの話を聞くたびに感心することばかりです。土壁ひとつにでも赤土を練るだけでなく、藁やスサを発酵させて寝かせるのですが、温度と湿度、水分量と複雑な要素がありいい土を作るためにいろんな工夫があるようです。
竹小舞に使用する真竹の切る時期も決まっているし、竹の大きさ、編む縄の種類までいろいろな方法がある。そのひとつひとつに理にかなった方法がありそれを永遠と受け継で来ているのが土壁です。
今回はその土壁でも土蔵の改修工事が始まろうとしています。壁の厚みだけでも30cmもあるような土壁をどのように作ているのか? とても興味があります。

構造体は4寸の柱なのですが、そこから5寸以上の土壁を塗るためには竹小舞も丸のまま使用したり、藁を結びながら赤土団子を組み合わせて分厚い下地を作り下塗りの回数を重ねながら垂直な面を出していく、中塗りの段階から仕上げ材の付着を考慮して少しづつ材料に川砂などを入れてひび割れが起きないようにするのだが、内部の水分の抜け(乾燥)を考慮しながら仕上げていく、この写真は中塗りの櫛引に特徴があるので見ていただきたい。水平に櫛をひいているところ、その下に波々の櫛目があり、腰壁は無限のマークのような8の字に描いている。きっといろいろと訳があるのだろうが?今の私の知識では明快な答えは出てこない。

明治時代の左官職人に思いを馳せながら奇麗な漆喰仕上げにしていきたいものです。
社長

























