永本建設株式会社

広島の木の家に暮らす。

高原で紡がれる「循環する暮らし」

2025.06.30

〜 アトリエデフ 八ヶ岳営業所を訪ねて 〜

「自然素材で家を建てるとはどういうことか」。その原点に立ち返るため、私たちは長野・八ヶ岳にあるアトリエデフを訪ねました。
20数年前、自然素材の家づくりについて学ぶ勉強会で出会った大井社長のもとへ、社員全員での研修です。

森を育て、共に暮らす「エコナの森」

最初に案内されたのは「エコナの森」と呼ばれる森。ボランティア団体が18年前から管理し、お客様やスタッフと一緒に草刈りや間伐を行いながら、イベントなどにも活用されているそうです。
そこには“手を入れながら共に育てる”という、自然との共生のかたちがありました。

手刻み・土壁・大黒柱——伝統と革新の家づくり

建築現場では、合板やビニールクロスを一切使わず、大工による手刻みの技や大黒柱を据えた伝統構法、さらには木ずり下地の土壁に漆喰仕上げなど、技術の継承と革新が息づいていました。
断熱材には木質繊維を使用し、寒冷地の凍結震度にも対応できる床下空間を設計。
合板を使わずに耐震等級3をクリアする設計は、まさに“住宅建築のパイオニア”と呼ぶにふさわしい取り組みです。

標高1,100mで営む、自然とともにある暮らし

標高1,100mという高原地帯での暮らしは、決して平坦ではありません。廿日市の女鹿平スキー場の最上部が1,066mですから、それよりも高い地での生活です。
しかしそこには、都市では味わえない“循環する暮らし”がありました。

火・土・水・空気——すべてが自然に還る

火のある暮らし、自然農法、竹炭チップの活用、大豆から仕込む味噌づくり、落ち葉たい肥や菌ちゃん農法、高畝栽培…。
資材もまた自然由来にこだわり、マルチシートには竹チップ、本物の竹で作る肥後竹。すべてが土に還る素材です。
燃料は枯れ竹、かまどで炊くごはんの美味しさ、お風呂を沸かす手間さえも暮らしの一部として大切にされています。

そんな日常には、“便利さ”とは違う本質的な豊かさがありました。助け合いの精神が根付いた「他利の暮らし」を実践するこの場所には、移住者が8割を占めるというのも納得です。

都市と自然のあいだで

都市に憧れる若者と、自然を求める都市の大人。
その間を結びながら、確かな技術と思想で「暮らし」を支える工務店の姿に、私たちも改めて大切なことを教わりました。


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