ブログ
手刻みの家づくり|継手の使い分けと腰掛け鎌継ぎの工夫
2026.04.30

先月、岩国に上棟した弊社のモデル住宅です。
平屋と二階建てを組み合わせたようなデザインで、手刻みによって建てています。
継手は、仕上げで見える場所かどうかや、かかる力(応力)の違いによって使い分けています。


▶︎ 木材同士をつなぐための接合方法のことを「継手」といいます。
この丸い部分は「腰掛け鎌継ぎ」という継手です。

プレカットでも使われる継手ですが、今回は目地を設け、女木が開かないよう工夫しています。
(本来の鎌継ぎの考え方)
継手には厳密な決まりがあるわけではなく、場所や材料のサイズに応じて最適なものを選びます。
今回、腰掛け鎌継ぎは二階の床や大きな材、見えにくい部分に使用しています。
腰掛け継ぎは材の断面が大きく欠けるため、上から荷重がかかる場所には適しません。
そのため、使用する場所を選んでいます。
また、目地を設けることで、木材の乾燥による収縮や反りによって女木が開くのを防ぎ、強度低下を抑えています。
継手にはまだまだ奥深いものがたくさんあります。
今後も少しずつご紹介していきます。
大工

























