永本建設株式会社

広島の木の家に暮らす。

無垢材の床は傷つく?暮らして分かったメリット・デメリット

2026.08.21

※永本建設施工事例

「無垢材の床に憧れるけれど、傷がつきやすそうで心配
無垢材の床を検討している方から、よく聞かれる疑問のひとつです。

実際、無垢材は合板フローリングなどに比べると、傷やへこみがつきやすい素材です。特に小さなお子様がいるご家庭では、おもちゃを落としたり、家具を動かしたりすることで、床に傷がつくこともあります。

では、無垢材の床は「傷つきやすいから避けたほうがいい」のでしょうか。
実は、無垢材の床には、傷も含めて暮らしの中で味わいが増していくという魅力があります。

今回は、無垢材の床の特徴やメリット・デメリット、実際に暮らすうえで知っておきたいことについてご紹介します。

無垢材の床とは?

※永本建設施工事例

無垢材とは、丸太から切り出した木そのものを使った木材のことです。

一般的な複合フローリングは、複数の板や木質材料を貼り合わせてつくられています。一方、無垢材の床は、一枚の木から切り出した素材を使用します。
そのため、木目や色合い、節などが一枚一枚異なります。
同じ樹種を使っていても表情が少しずつ違うため、床全体に自然な風合いが生まれるのも無垢材ならではの特徴です。

また、木は時間とともに色や風合いが変化します。
新しいときの美しさだけではなく、暮らしながら少しずつ表情が変わっていくことも、無垢材の魅力のひとつです。

POINT
無垢材は、木そのものを使った床材。木目や色合いが一枚一枚異なり、時間とともに色や風合いが変化していくことも魅力です。

無垢材の床は本当に傷つきやすい?

※永本建設施工事例

結論からいうと、無垢材の床は傷がつくことがあります。

硬いものを落としたり、家具を引きずったり、子どもが走り回ったりすれば、へこみや擦り傷ができることもあります。
「傷がつかない床」を求めるのであれば、無垢材は必ずしも向いている素材とはいえません。

ただし、無垢材の傷は、時間とともに少しずつ馴染んでいきます。
暮らし始めたばかりの頃は気になっていた傷も、年月が経つにつれて床全体の色や風合いに馴染み、目立ちにくくなることがあります。

実際に10年以上無垢材の床で暮らしている住まい手からは、

「子どもと一緒に過ごしてきたので、小さな傷はたくさんあります。でも、傷も少しずつ目立たなくなってきました。いい色味も出てきましたね」

という声も聞かれました。

傷を「劣化」と捉えるのではなく、家族が暮らしてきた時間の一部として楽しめる。それが無垢材の床ならではの魅力です。

POINT
無垢材は傷やへこみがつきやすい一方、傷も時間とともに馴染み、住まいの味わいになっていきます。
「傷がつく=デメリット」と決めつけず、素材の特性として理解することが大切です。

実際に暮らして分かった無垢材の床のメリット

木の温もりを感じられる

無垢材の床は、木そのものが持つ温かみを感じられます。
素足で歩いたときのやわらかな感触や、木の表情は、人工的な床材とはまた違った心地よさがあります。

特に冬場は、床に触れたときのひやっとした感覚が少なく、裸足で過ごしやすいのも魅力です。

時間とともに味わいが増す

無垢材は、年月とともに色や艶が変化します。
樹種によって変化の仕方は異なりますが、使い込むほどに色が深まり、飴色のような落ち着いた表情になっていくものもあります。

新築時が完成ではなく、暮らしながら少しずつ住まいが育っていく。
その経年変化を楽しめることは、無垢材ならではの大きな魅力です。

傷も暮らしの思い出になる

子どもが小さいうちは、床に傷がつくことを完全に防ぐのは難しいものです。

でも、その傷を「子どもがここで遊んでいた証」と考えると、見え方も変わってきます。
何年後かに振り返ったとき、床についた小さな傷から家族の暮らしを思い出す。そんな楽しみ方ができるのも、無垢材の良さです。

健康面にも配慮した自然素材

無垢材をはじめとした自然素材を使うことは、住まいの心地よさだけでなく、健康面にもつながる大切なポイントです。

化学物質をできるだけ使わず、木や珪藻土など自然素材を取り入れることで、素材にこだわった家づくりができます。特に、化学物質に敏感な方やアレルギーのあるお子様がいるご家庭にとっても、安心して暮らせる住環境を考えることにつながります。

毎日触れる床だからこそ、見た目や肌触りだけでなく、家族の健康や心地よさまで考えて素材を選ぶ。無垢材には、そんな暮らしを支える魅力があります。

永本建設で使用している自然素材

白洲そとん壁

用途
外壁

特徴
高耐久・100%自然素材の外壁材

湯布珪藻土

用途
内壁

特徴
調湿性に優れた100%自然素材の塗り壁

広島県産材(杉・桧)

用途
床・造作材

特徴
広島県産材を使用した無垢の床・造作材

桧の木製玄関ドア

用途
玄関ドア

特徴
国産桧を使用。使うほど味わいが深まる木製ドア

POINT
無垢材の魅力は、木の温もりや肌触りだけではありません。
自然素材を選び、使用する素材や塗料などにも配慮することで、家族が心地よく過ごせる住環境を考えることができます。

永本建設が手がける自然素材の住まい

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無垢材の床のデメリット・注意点

もちろん、無垢材にも注意したい点があります。

傷やへこみがつきやすい

先ほど紹介したように、無垢材は傷がつくことがあります。
特に柔らかな樹種は、傷やへこみがつきやすい傾向があります。

小さなお子様がいるご家庭では、ある程度の傷は「暮らしの一部」と考えておくと、無垢材との付き合い方も楽になります。

水や汚れには注意が必要

木は水分の影響を受ける素材です。
水をこぼしたときは、できるだけ早めに拭き取ることが大切です。

また、表面の仕上げによってもお手入れ方法は変わります。無垢材だからといってすべて同じではないため、採用する樹種や塗装について、家づくりの段階で確認しておきましょう。

木の動きがある

無垢材は、湿度の変化によって伸縮する性質があります。

季節によって木が動くことで、隙間ができたり、反りが生じたりする場合があります。
これは無垢材が自然素材であるからこその特徴でもあります。

POINT
傷や水分、木の伸縮など、無垢材ならではの注意点があります。
あらかじめ素材の特徴を知っておけば、日々の暮らしの中で無理なく付き合っていくことができます。

無垢材の床の傷を防ぐ・目立たなくする工夫

傷を完全に防ぐのではなく、できるだけ傷をつけにくくする工夫もあります。

家具の脚にフェルトを貼ったり、重い家具を移動するときは床を引きずらないようにしたりするだけでも、傷を減らすことができます。

小さなお子様がいる場合は、床全体を保護するのではなく、遊ぶ場所だけラグなどを敷く方法もあります。

小さなへこみなら、自分で補修できることも

無垢材の床についた小さなへこみは、水分と熱を利用して補修できる場合があります。

へこみ部分に少量の水を含ませ、濡らした布を上に置き、その上からアイロンを当てることで、木が水分を吸って膨らみ、へこみが目立ちにくくなることがあります。

無垢材は、傷がついたら終わりという素材ではありません。傷やへこみも、素材の性質を活かしながら補修し、長く使っていくことができます。

ただし、樹種や床の仕上げによって適した方法は異なります。塗装を傷めたり、シミになったりする可能性もあるため、実際に補修する際は、施工した工務店などに確認すると安心です。

傷を完全になくすのではなく、手を入れながら長く使っていく。そんな付き合い方ができることも、無垢材の魅力です。

POINT
無垢材は、傷がついたら終わりではありません。
素材の特性に合わせて補修しながら、長く使っていけることも魅力のひとつです。

傷も味わいに。無垢材の床と暮らす楽しみ

※永本建設施工事例

無垢材の床は、いつまでも新品のような状態を保つための素材ではありません。

傷がつき、色が変わり、艶が増していく。
そうした変化を重ねながら、少しずつその家だけの表情になっていきます。

実際に無垢材の家で暮らす住まい手からは、「子どもと一緒に過ごしてきたことで、傷もたくさんあるけれど、それも含めて今の家の味わいになっている」という声を聞くことがあります。

家をきれいなまま保つことだけを考えるのではなく、家族が過ごした時間も一緒に刻んでいく。
無垢材の床は、そんな暮らし方にもよく似合う素材です。

永本建設が手がける自然素材の住まい

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よくある質問(FAQ)

無垢材の床は子どもがいる家庭でも大丈夫?

もちろん大丈夫です。ただし、子どもが遊ぶ中で傷やへこみがつくことはあります。傷を完全に防ぐよりも、暮らしの中でつく傷も味わいとして楽しむことが、無垢材の床との付き合い方のひとつです。

無垢材の床についた傷は直せますか?

傷の程度や樹種、表面の仕上げによって方法は異なりますが、無垢材は表面を削るなどして補修できる場合があります。傷がついた場合は、自己判断で補修せず、施工した工務店などに相談すると安心です。

無垢材の床はお手入れが大変ですか?

日常のお手入れは、基本的に掃除機や乾いた雑巾などで行います。ただし、塗装の種類によって適したお手入れ方法が異なるため、採用する素材や仕上げに合わせて確認することが大切です。

無垢材は年月が経つとどうなりますか?

樹種によって異なりますが、色や艶が変化し、徐々に落ち着いた表情になっていきます。傷や汚れも時間とともに馴染み、新築時とは違った味わいが生まれていきます。

まとめ|無垢材の床は傷とともに味わいが増す

※永本建設施工事例

無垢材の床は、確かに傷がつきやすい素材です。

けれど、それは必ずしもデメリットだけではありません。

傷や色の変化も含めて、時間とともに味わいが増していくこと。
木の温もりを感じながら、家族の暮らしをそのまま住まいに刻んでいけること。

それが、無垢材の床で暮らす魅力です。

「傷がつかないこと」だけを基準にするのではなく、10年後、20年後の住まいを思い描きながら素材を選ぶ。

長く暮らす家だからこそ、時間とともに変化する素材を選ぶという考え方も、家づくりのひとつです。


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