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「できる方法」を考える。マルトクさんの工場で学んだこと
先日、香川県高松市にあるマルトクさんの工場を視察させていただきました。
永本建設でも製材所を運営しているので、今回、特に見たかったのは木材の整理や管理の仕方です。
木材は、樹種によっても、厚みや長さによっても分かれます。同じ樹種でも、一枚一枚、木目や表情が違う。扱う種類が増えるほど、どこに何があるのかを把握することも難しくなります。
マルトクさんの工場には、本当にたくさんの種類の木材がありました。それでも、樹種ごとに表示され、加工する材料には依頼書が付けられている。多品種の材料を扱うための工夫が、随所に見られました。

木を探す時間が減れば、その分、木に向き合う時間が増えます。必要な材料が分かれば、今ある木を生かすことも考えやすくなる。
整理整頓は、木を大切に使うためにも欠かせないことだと、改めて感じました。
そして、今回もう一つ、印象に残ったものがあります。
階段やトイレの前など、日常の中で目に入る場所に掲示されていた「できる思考」と「できない思考」です。
そこには、「できる方法を考える」「すぐに行動する」「人の喜ぶことを考える」といった言葉が並んでいました。
読んでいて、自分はどうだろう、と考えさせられました。

仕事をしていると、難しいことは毎日のように出てきます。時間や予算、人手など、考えなければならない条件もあります。私自身、忙しいときほど、先に難しい理由を口にしてしまうことがあると思います。
でも、そこで一度、
「どうしたらできるだろう?」
と考えてみる。
誰かに相談したら、方法が見つかるかもしれない。進める順番を変えたら、一歩動けるかもしれない。最初の問いかけ一つで、その後の行動は変わるのだと思います。
もちろん、一度読んだからといって、毎日そう考えられるわけではありません。
だからこそ、普段から目に入る場所に言葉があることに意味を感じました。階段を上がるとき、トイレに向かうとき。ふと目にして、「今、自分はどちらの考え方をしているだろう」と立ち返ることができる。
私にとっては、日々なりたい自分を確かめる、アファーメーションに感じられました。
社員に前向きであってほしいと思うなら、まず私自身が「できる方法」を考える姿勢を持ちたい。そして、誰かが困っているときには、一緒に方法を考えられる社長でありたいと思います。
今回の視察では、材料の置き方や表示の仕方に加えて、日々の考え方を思い出せる環境づくりまで学ばせていただきました。
永本建設でも、まずは一つ、取り入れてみる。
その小さな改善を、木を生かす仕事と、お客様の暮らしのよろこびにつなげていきたいと思います。
マルトクの皆さま、貴重な学びの機会をありがとうございました。
常務
























