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檜風呂
皆さんこんにちは
ながもとかずまです。
お久しぶりの投稿でごめんなさい。
先日、宮島の民泊の改修工事のお引き渡しでした。
お施主様との出会いから考えると、2年の月日が経ちました。
宮島の伝統建築物保存地区の申請やら、史跡の申請やらなかなか進まない時期もありましたがようやくここまで来ることができました。
お施主様はじめ、工事に携わっていただいた皆様に感謝でございます。
ありがとうございました。
今回の民泊では、檜風呂を作らせていただきました。
このような、庭があったのですがこのスペースを活用し露天風呂を計画しました。
風呂桶は、檜風呂。

写真は、着工前の写真正面には道路で左手には玄関の入り口があります。
このままでは、裸のまま道路の人から見らる状況になるため大和塀で視線を遮り露天風呂のスペースを確保しました。
これが、改修後の風呂です。


壁は焼杉、床はEsWoodの杉材です。
廻りが、落ち着いた色の中に、檜の美しい杢目が光って見えるようなそんな空間となりました。
そもそも日本人がお風呂に入るようになったのは、奈良・平安時代の「蒸し風呂」から始まったとされています。
ただ、当時はまだ蒸気で体を温めるだけ。今のように湯に浸かる文化が広がったのは江戸時代以降です。
庶民にも風呂が普及し、桶職人や風呂職人が活躍するようになったようです。
その中で木製の風呂桶や湯船が多く作られるようになりました。
そして、その中でも“特別な風呂”として選ばれたのが、檜風呂だったようです。
檜風呂は確かに低価格というわけにはいきませんが、香り、肌触り時間がたっても劣化しにくい特性を考えると「ただの贅沢」とは言えません。
実際、昔の旅籠屋では“おもてなしの象徴”として、檜風呂が使われていました。
つまり人を癒し、もてなす心の表現として、檜風呂は文化の中で生まれてきたんだと思います。
科学的にも、檜に含まれる「ヒノキチオール」や「αピネン」の抗菌作用や「フィトンチッド」の自律神経を整えストレスを和らげる働きは多く認めれています。
他にも、睡眠の質の向上や免疫力の向上や集中力の向上にも効果があることの論文なども出てきてますね。
見た目の美しさだけでなく、人間の健康にも寄与するちからを持っているのが檜風呂ですね。
お施主様が大切にされている日本の文化やおもてなしの心というのがこのお風呂からも利用される方に伝わっていくといいなと思っております。
宮島でのお仕事も縁があり、これからも島には何度も行かせていただく事になりそうです。
どこかのタイミングでぜひ体験してみたい!
そう思っております。
常務

























