ブログ
法隆寺金堂の柱!
今年の2月末に上棟し、まもなく完成予定の矢野東の家。
工事車両が敷地に乗り入れ出来ない、
2年前に西日本豪雨時に災害があった河川が敷地に接している等、
敷地条件に様々なハードルがありましたが、様々な方々にご尽力頂きながら、一つ一つ乗り越えてゆき、ようやく先日、検査機関の完了検査を受ける事が出来ました。
あとは来月初旬のお引き渡しに向けて、最後の仕上工事を残すのみとなりました。
この矢野東の家には、大きな丸太が使用されております。
断面は以下の様なスケール感です。
皮付のまま弊社の加工場に搬入された為、皮剥ぎ作業からスタートです。
乾燥期間を経て、弊社大工による刻み加工が施され、一階リビングの柱として、どっしりと構えております。
戸建住宅にこのスケール感・・・インパクト抜群です。
ちなみにサイズ感を比較する為に、法隆寺金堂の柱を調べてみると・・・
ほぼ同じ位のサイズでした。
最寄りで調べてみると宮島の千畳閣(豊国神社)の丸太柱も同等の大きさでした。
最後に、この物件は前述の西日本豪雨災害後の建築であり、降雨量の少ない非出水期に工事を行う様、行政から指導がありました。
少ない工期の中、工事して頂いた協力業者の皆様に深く御礼申し上げます。

営業設計